こんにちは。株式会社はてなでWebアプリケーションエンジニアをやっている
id:d-haruです。
今年5月に育児休業から復帰して、最近はエンジニアリングマネージャーの見習いというポジションで日々を暮らしております。
復帰してから今日までの数カ月間は、エンジニアリングマネージャー見習いとして評価や目標設定について考え続けていました。
先日ようやく目標設定が一段落したというところで良い区切りであるのと、初めて実施したたということもあるのでふりかえっておきます。
事前にやったこと
評価や目標設定をするということが決まった時点で、上長が養成講座と称した準備パートを用意してくれました。
(はてなにおける)エンジニアリングマネージャーへの期待や具体的な業務内容、評価や基準の必要性、先人たちの経験などをインプットしつつ、自分のチームならどう考えるか、といったワーク(問い)が用意されているというものです。
ここではこれ以上の言及は控えますが、改めてここで得た知識がその後の数カ月の行動のベースになっていたので助かりました。
エンジニアリングマネージャというロールは突然降ってくる、という話も聞く中でこうした事前準備があるだけでもかなり恵まれたほうなのかもな〜とは思いました。
個人的にインプットしていたもの
あらたま・いくおのマネジメントRadio
良い目標設定をすることで、チームが変わる、解き放つきっかけになるということが節々に伝わるPodcastでした。おすすめです。
エンジニアリングマネージャーのしごと
まだ全部読みきってはいないけど内容は結構他の場で会話したり経験あるな〜ということも多かった。とはいえ目次の網羅性はすごくて必要なことは確かにかかれていそうという印象を持ちました。
たまに1on1とか委譲の章は読んだりします。
他者評価
他者評価についても今回初めての体験しました。
わかってはいたものの自己評価とは比にならないぐらい時間がかかりました。それぐらい他者評価自体は難しかったし、何より自分の評価が他者の今後のキャリアや査定に響くという点に重みを感じました。
会社で決められている等級毎の評価基準と自分の書いた評価内容を見比べる、という作業も自己評価とは比べ物にならないほどしました。体感は今までの100倍ぐらい見たと思います。(自己評価もちゃんとやりましょう、という話はさておき)
また、今回は育児休業で一部引き継いだという背景もあって難易度も高かったと思います。評価者も変わる場合は、これまでの評価との連続性の担保が必要です。このあたりがズレていないかを検査するのはだいぶこれまでの仕事では使わない神経を使いました。
ふりかえると事前準備は緊張感のおかげもあって、不十分ではなかっただろうとは思います。
目標設定
評価とそのフィードバックが一段落したのも束の間に、すぐさま次の期の目標設定に移りました。
事業方針やチーム目標に沿ってなっていたい状態を考えつつ、同時に各メンバーへの期待とうまくパズルし続けていました。
これをするには何より情報が必要になるので、事業状況/方針のインプットと個々人の適性や、やりたいことなどを都度収集するという感じでした。ここで評価時の情報が必要になってくるので改めて確認することも多かったです。
目標を設定するときには同時に評価基準も定めるように注視しました。ここが曖昧だと、評価者と被評価者で認識がズレてしまいお互い不幸になってしまうので...。
また、成長を促す意味でも少しストレッチしたポイントを設定するようにしていますが、このラインを見極めるのも難しかったです。
被評価者の特性や経験といった変数もあって一概に等級だけで決められるものではなく、これまで集めた情報を元に考える必要がありました。
そういう意味でも事前準備の大事さをここでも感じました。
個人の目標設定は誰がやるべきなのか
目標設定は今まで自分にとってはあくまで私自身のことだけで困りませんでした。
世間の目標設定に対する考え方などを色々見てみても、「個人の目標は自分でたてるべき」という意見もあれば、「(マネージャ視点では)目標設定をメンバーにやらせるのはマネージャの怠慢」というようなことも言われています。
エンジニアリングマネージャー見習いということもあって、ここの視点の切り替えはまだうまくできていないという自覚があります。
今回の設定を通してたしかにマネージャー目線では、目標の全てを個々人に委ねるというのは違うというのは理解しました。一方で一個人としては、自分でも考えていたし、このあたりのバランス感覚がまだ養えていないという感想を持ちました。
このあたりはまた半年後までに腑に落ちるポイントを見つけておきたいと思います。
まとめ
色々やらせてもらいましたが、めちゃくちゃ大変でした。 期初や期末にマネージャー陣が忙しそうなのを身をもって知りました。
正直、半年後またやるのは億劫です。
しかし、同時に少しの面白さも感じました。 特に目標設定あたりでは、うまく活用すればチームが変わるきっかけになり得るとも感じました。
スクラムマスターをやっていたときも「エンジニアチームの成果を最大化すること」を念頭に考えていましたが、そのための新しい手札のように思えてきつつあります。
今後どうなるかはわかりませんが、もう少しぐらいは挑戦してみようと思った数ヶ月でした。



